#17 結局どこの会社がいいのか
今回はどこの会社(業界にさせて)がいいかを個人的に点数付けする。それって俺にとってになるんだけどね。まああなたも一度書いてみなよ。
さて、前回書いた式でやる。Y=a×[お金ポイント]+b×[企業ランクポイント]+c×[労働時間ポイント]+d×[仕事内容ポイント]を使う。
係数
まずは、係数をa~dを決めたいと思う。合計で10点で、25歳から65歳まで10年ごとに係数がかわるとした。
私の場合、入社時は企業のランクと仕事内容が大事で、時間なんてどうでもよかった。それが年を取るにつれ、時間が大事になってくる。仕事は一定で大事で、お金は45の時が何かと入用になるのだろうと思い最大にした。自分でも書いていて思うが、つまんないやつだなと思ったし、何より先のことは改めてわからんなあと思った。
ポイント
次に各業界を各項目について5点満点で点数付けした。
これも特にお金なんかは年齢によってポイントが変わるが、一旦そこは一定とした。仕事内容は本当にその人によるので、起業を4点にしているが、大きな仕事をやりたい人にとっては0点になる。またメガバンクや投資銀行などの仕事を虚業だと思う人には0点である。これはそれぞれの点数なので、自分でポイント化してほしい。
総合得点結果
この二つを掛け合わせた各年代の点数がこちら
25の時は投資銀行が一番高く、次が商社、コンサルと続く。
終盤になると時間が大切になるので、メガバンクや大手メーカーが上位に来て、さらに仕事内容が大事になるので起業に変わる。年代によってよいという会社が入れ替わるのだ。私のケースで言うと、最初投資銀行に入り、45で大手メーカーに転職し、最後起業することがよいということになる。
本当にそうか?違和感は係数やポイントが違うんだろう。少し数値を変えてみたらいい。するとすぐに順序が逆転する。仕事内容の係数を高くつけすぎな気がする。
転職タイミングが制約になる
そして、もう一つ大事な観点は、大手メーカーに45で転職できるかというとNOに近い。35歳まで、もっというと30ぐらいまででないと転職しづらい。するとお金が大事な時期に大手メーカーはよくないということになる。
つまり、点数化しても現実的に転職できるかというとそれはタイミングがあることになる。しかも、途中辞めることになるかもしれない。
一生同じ会社に勤めるとしたら・・・
じゃあ一生同じ会社に勤めるとするとどうかという累積得点の順位変動がこちら。
一番いいのは商社となる。まあでも僅差だよね。
もはや変数が多すぎて、この数値化やキャリアプランが無意味であることに気付く。そもそもこの点数が間違っている。メガベンチャーの何も知らないのに点数つけるなどまあ失礼だよね。それはあくまで仮定として見てね。
ここまで書いておいて、意味ないって読んで頂いたのに失礼だが、でもよくお勧めの会社ないですか?とか聞かないか。答えは、お前のことを知らないから重みづけわからないだ。しかも将来どうなるかわからないからわからない。そもそもほとんどの人が自分の会社のことしか知らないのでわからない。転職市場のことがわからない(しかも今から10年後とかの)からわからない。わからないことすぎて、アドバイスは本当はできないのだ。
自分で軸を決めて、なんとなく企業分析やOB訪問して、えいやで決めるしかないね。
でも数値化すると色々見えてくるから、やってみて。
Season1 目次
#1 自己紹介と目次
■就活ノウハウ
#2 コンサル内定法
#3 意識高い系に勝つ方法
#4 企業分析の仕方
#5 採用選考としてのインターン
#6 内定時にやるべきこと
■仕事理解(コンサル)
#7 コンサルの仕事
#8 コンサルのやりがい
#9 コンサルを辞めた後の転職先
■仕事理解(投資銀行)
#10 投資銀行の仕事
#11 外資系と日系の投資銀行の違い
#12 投資銀行のやりがい
#13 投資銀行を辞めた後の転職先
■企業・業界選択
#14 新卒でどこに入るのがいいのか①
#15 新卒でどこに入るのがいいのか②
#16 新卒でどこに入るのがいいのか③
#17 結局どこの会社がいいのか
■知っておいた方がいいこと
#18 学歴フィルター
#19 大学でやるべきこと
#20 最も怖い配属リスク
#21 転職の波の読み方
#22 1.5流の悩み